サクラスターオー列伝・編集後記
サクラチヨノオー復刻作業をしているうちに、思いが高まって、サクラスターオー列伝も復刻しました。サクラスターオーの場合、列伝を書いた時点で物語が完結しているため、復刻に伴う作業自体はほとんどありませんでした。ただ・・・話が重い。・゚・(つД`)・゚・。
サクラスターオーのエピソードの数々は、非業の死を遂げた馬たちの中でも、特に心に染み入るものがあります。華やかな舞台に無縁なところにいた中で、サクラスターオーというクラシック=憧れの舞台で戦える馬に出会い、そして戦った平井師、東騎手の立場と戦いぶりに、私自身、感じるところがあるのかもしれません。
復刻列伝の編集後記は、見知らぬ方の「(未実装馬について)ウマ娘にこの馬を実装してくれと必ずぼやいてる」という書き込みを見て、なるほどと感動したのですが、サクラスターオーだけは、果たして実装を望むべきなのかどうか。
「天国に行ってまで走らなくていい・・・」
と棺にメンコも入れなかったというエピソードも納得せざるを得ない壮絶な馬生をたどったサクラスターオーだけに、果たして
「ウマ娘に転生してまで、走れ!」
なんて望んでいいんだろうか・・・?と迷いを感じてしまうのです。
「サクラ家」に「メジロ家」のような関係や交流があるのかどうかは知りませんが、どう考えても不幸体質で苦労性になりそうなサクラスターオー嬢(ウマ娘)(これだけだとライスシャワー(ウマ娘)とキャラがかぶるけど)と、
「バクシンバクシンバクシーン!」
な委員長のどう見てもかみ合わなそうな関係は、見てみたいのですが。