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シンコウウインディ列伝・編集後記

ウマ娘イベントで突然脚光が当たったシンコウウインディ列伝ですが、実は7月にアップしていました。約20年前に8割方できていながら、公開はされていなかった幻の列伝です。

21世紀が新世紀だった時期に8割方完成されていながら、令和まで掲載に至らなかったのは、なぜか

「初代キング・オブ・ダート→キング・オブ・ハート=Gガンダムだ!→小見出しをGガンダムの各回タイトル縛りでやってみよう!→無理でした」

という、正気の沙汰とも思えない迷走ゆえでした。あまりにも無理がありすぎたGガン成分は、今回の掲載準備段階でほぼ上書きされ、原形をとどめなくなりましたが、もしかすると極微量残っているかもしれないので、暇な方は探してみてください。

Gガンかどうかはともかく、日本競馬的に「初代キング・オブ・ダート」であることは間違いないはずのシンコウウインディですが、歴史の中では決して目立った扱いをされていません。・・・競馬史をリスペクトしていることで知られるウマ娘ですら、今回のイベントまで、キャラ設定は結構前からあった気がするのに、後続ダート馬実装ラッシュの中で放置され、さらについにメイン級で登場した今回も、クラス内での扱いがなかなかアレなことがばれてしまいました。まあ、列伝を約20年近く未公開のまま放置したうえ、編集後記も3か月遅らせたサラブレッド列伝に言われたくはないでしょうが。

そんな「シンコウウインディ列伝」ですが、ある意味で「1996年ダート三冠列伝」的な切り口で切ってみました。シンコウウインディのハイライトはJRA初のダートGlとなったフェブラリーSなのですが、このレースは単体というよりも、前年のダート三冠戦線から引き続き見ていかないと、当時のダート界の勢力図が伝わらないのです。まあ、そのダート三冠も、初期はレース体系が未完成すぎて、色付けがなかなかたいへんなのですが。そんな中で、当時のスーパーダートダービーは「Gl」ではないがゆえに語る場が列伝内では用意されないサンライフテイオーに妙に力が入っているのはご愛敬です。通算2勝目がダート三冠の1つで、その後は未勝利って、なんなんだ…。

シュの中で完全に取り残された彼女は実装の気配すらないうえ、JK設定なのにあの言動、さらに今回の前半クラス内で浮きまくっていたことまで判明したウマ娘のことを言う前に、サラブレッド列伝でも20年放置の上に編集後記まで3か月遅れというの扱い。。。

ちなみに、読めば分かる通り、「シンコウウインディ列伝」は、「96年ダート三冠勝ち馬列伝」としての側面も有しています。統一グレード発足前夜、各地方競馬の利害…というよりもはや意地の張り合いの中で始まったこの時期、思えばいろいろな闇もあった気がします。

特に、スーパーダートダービーがGllだったゆえに列伝馬となりえなかったサンライフテイオーに触れられるのは、たぶんここしかありませんでした。

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