「無敗の朝日杯馬」で弥生賞まで勝ったはずなのに、後世の競馬界の評価は高くない…というより、忘れられている感があるのがダイシンフブキです。それは別に勝ってから35年も経っているからというわけではなく、列伝を書いた当時には既に忘れられていたというのが実際のところ。ちょっとかわいそうすぎやしないでしょうか。

サブタイトルの元ネタは当然「風と共に去りぬ」ですが、ストーリー上のリンクはなし。というより、原典は読んだことがありませんｗ競馬と無関係な原典については、かなり温度差があったりします。

ダイシンフブキは、「死亡年月日不詳」となってしまった悲しいお馬さんなのですが、本当は一度、会えるチャンスがありました。2003年にmilkyhorse.com御一行様で日高めぐりの旅をした際、当時は存命どころか訪問可能リストにも挙がっていたダイシンフブキも候補に挙がったのですが、牧場の所在地がルートから外れていたこと＋私以外の構成員には「謎の馬」扱いだったことから、回避してしまったのです。悔いが残る…orz