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復刻の問題点。

とりあえず勢いで復刻してみたものの、やってみて初めて気づいた問題点。

・もとが約20年前の文章だけに、この20年間に変わったものが当然ある。例えば当時は「空前絶後」だった不敗の三冠馬が「絶後」でなくなり、「歴史上ただ1頭の牝馬三冠」も以下略。この辺は分かりやすいけれども、記録関連とかで細かい更新は相当多くて、見落としは不可避。

・馬の歴史的事実は変わらねど、文章の主題が大きく変わらざるを得ないものもある。これマジでどうしようかと。

・特に本紀で顕著なのが、思い入れのある名馬が種牡馬として成功できなかったことを書かなければならないことによる私のモチベーションの低下問題。うわあああん。。。

いっそのこと「復刻」ということで割り切って、約20年前の文章そのままであげようかとも思ったのですが(その方が楽)、そうなると今の競馬との違いで別のズレが出てきます。(それこそが醍醐味と割り切るのもアリだったのでしょうが)産経大阪杯がGlになるなんて夢にも思っていなかった時代のことです。あと、変更なしでいいなら、アーカイブで十分ではないかとか。

まあ、余裕があれば2000年以前の名馬についてはいつか完結できるといいんですが、さすがに年を取ってしまった分、どこまで怖いものなく書けるかどうかは不明。思い入れが強烈にあるテイエムオペラオー本紀「世紀末覇王伝(仮)」とか、前馬未踏の古馬中長距離完全制覇に向けて「府中の魔物」を2連破した後、最後に立ちはだかったものなんて、どう書けばいいんだろう。。。

未完のままの「ナリタブライアン本紀」「ナリタトップロード列伝」をなんとかしたいという気持ちもあるのですが、田中芳樹先生の「タイタニア」中断期間を超えるまではまだ大丈夫…!なのか?

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