ヤエノムテキ列伝・編集後記
アプリ版ウマ娘、今年はシングレ推しで行くのだろうか。というわけで、実装祝いでヤエノムテキ列伝を復刻しました。・・・文中で登場するディクターランドに、
「誰かさんより『ディクタストラ○カ』に近い馬名じゃね?」
なんて思ったり。
・・・でも、オグリの有馬記念と同日同条件のグッドラックハンデについて、900万下なのに準オープンという誤記を発見。20年以上気づかなかった・・・。
古い列伝をチェックしてて思うのですが、たった(?)20年前に参照していた競馬マスコミは、結構いい加減に「盛った」お話が多かったと感じます。面白エピソードなんだけど、冷静に考えれば、ディープな人間関係レベルではなく、公正競馬の最低限レベルの知識でも「ありえない」ことが分かるようなものが書かれていたり。ゆえに、wikipediaなどでも出典明記が求められ、多数の読者による検証と議論によって真実が整理されていくという、お前らどこの歴史学だよっていう歴史が語られるようになった現代競馬。・・・こんな時代に、旧時代の遺物で音がなくなった「サラブレッド本紀&列伝」なんて、どういう存在意義を見出せばいいのだろうか・・・なんて、復刻前に気づくべきことを今気づいていたりします。もう、難しいことを考えず、「そこにあること」だけを存在意義にしよう。うん。
それにしても、マルゼンスキーの代用品ヤマニンスキー・・・本当に懐かしい響きです。ラシアンルーブルとかもいました。そんな凄い血統が今はほぼ絶えてるってどういうことよorzこの原因は、明らかに90年代以降のトップ種牡馬(だけ)の年間交配頭数爆増なんです。マイナー種牡馬好きにはさみしい時代。。。